映画館で見た以降、全然見てなかったので、約1年振りに作品に触れた。
やっぱり1年経つと、人間はどこか成長したりしているのか、感じ方が変わっていたりするんだろうか?
過去の感想も読んでみて、ふと思う。
本でも映画でもドラマでも。
たまにはそれっきりじゃなくて過去の作品に触れてみるのもいいかもしれない。
今の私には、人間と星人の戦いがパレスチナの戦いやアフガニスタンの戦いのようにも感じたし、
GANTZが首相とか総理とか国王とか、団体の頂点に立つ人そのものまたはその人の思考の象徴のようにも感じた。
また、小学生の喧嘩のような「お前等が先にやった」という言い分も、
何度も問われる「復讐」という言葉も、
とても切なく無意味なものに聞こえてきた。
争いとはとても簡単に起こるものなのだ。
だけど、収束するのはとても困難なものなのだ。
そんなことが描かれている気がする。
加藤という人物は人を傷付けた事がある経験をリアルに持ち、それを必死に自分の中で消化しようとしていたと思えた。
きっと玄野よりも先にそういう経験をしていたから、相手を傷付けることについてまた違った考えを持っていたのだろうと感じる。
そう考えると、最後の多恵のミッションのときに集まったメンバーは、それぞれの価値観や考え方を持ってミッションに従うのか背くのか決めていたのかなって思える。
GANTZはGANTZでそんなメンバーを観察し、その中から後継者を選んだっていう風に見える。
この集団は無作為に集められているようだけれど、何処にでもあるひとつの、例えば国や会社みたいな集団なんだなと思った。
更に。
GANTZのミッションの絶対性から権力者を思い浮かべた。
ただ、絶対的な力がそこにはあるけれど、全てを手にすることは出来なくて。
玄野の場合、全てを救う為には自分を犠牲にしなければならなかった。
そんな風に、上に立つことでメリットを得るならば、それなりの犠牲も必要ってことなのかな。
全部が都合よく片付かないところ辺り、このストーリーは現実じゃないのに、現実が描かれてる気がした。
GANTZ、深いです。
それとも深読みのし過ぎでしょうか?
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