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雨上がりの夜の猫

深夜2時。
仕事を終えて、家に帰るべく車に乗り込んだ。
発進して直ぐ、車はライトの先に丸い物体を照らし出した。
昨日、やはり仕事を終えたときにその場所の近くで猫に遭遇していた事もあり、その物体が猫だと分かるまでにそう時間はかからなかった。
マンホールのフタの上で丸くなっている。

さっき歩いてきたのは確か、その直ぐ近くじゃなかっただろうか?
職員通用口から車まで歩いて来た過程を思い出し、そんなことを思った。
そしてぴくりとも動く気配のない様子に不安になり、車を降りて近くまで行ってみた。
猫はゆっくりと眠そうな顔を上げた。

普段ならそんなに近づけないような距離で、私はしゃがみ込んだ。
どこも悪くはなさそうだ。
ただ眠っていただけなのだろう。
もう少し良く見ようと一歩近づくと、猫が警戒したのが伝わってきた。
あまり近くに行って警戒心を煽り、折角気持ち良く寝ているところを叩き起こして移動させてしまうのも何か違うと思ったので、「おやすみ」と言ってその場を離れる事にした。
もう既に、起こしてしまってるんだけどね;

もう春が直ぐそこまでやって来ているとは言え、今日はかなり暖かい夜だとは言え、まだ外は寒いだろうに何故そんな場所で寝ていたのだろう?
雨上がりなのに???
マンホールの上って温かいのかな?
それとも・・・お腹がちょっと大きかった気がしたから、それで温かいのかな?

少々の疑問を残しつつ、再び車に乗り込んで帰路についた。
深夜にしては、車がよく走っている夜だった。

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