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出会い

別れが辛過ぎて、こんな思いをすることなら出会わなければ良かったかなと思ってしまう。
でもその瞬間に静かに押し寄せて来る温かい思い出が、その考えを否定する。
いつか薄れていってしまうかもしれない不確かなものだけど、今はそれが一番の支え。
深い愛情は悲しみを呼び込むけれど、その分何かを残している筈。
命はやっぱり大抵がひとつで生まれてひとつで死んでいくものだから、いつか別れが来るって分かっているけれど、それでも出会わずにはいられない。
きっと愛さずにはいられない。


ぽんはまた食べなくなってしまったけれど、今のところまだ自分で動けている。
身体を動かせている。
そんな姿を、辛くて逃げ出したい気持ちを抱えながら、それでも最後まで一緒に居たいという思いも持ちながら、ずっと傍に居られないことを恨めしいと思ったりしながら、見守っている。
撫でると伝わる毛の柔らかさと体温に、生きていることを感じながら。

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