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花の匂い

NHKの連続テレビ小説『だんだん』を見ていて涙が零れた。
「生き抜いたって思ってやらなきゃ」
ひとりのおばあさんの死に対するその言葉に、ぽんの死が重なる。
彼は確かに生き抜いた。
精一杯生き抜いていた。
何を悔やむことがあろうか。
彼は彼の命を精一杯輝かして燃え尽きたのだから。

2日程前、唐突に「19日にぽんのところへ行きたいと思う」と母に言ったら、「あんたならそう言うと思っていた」と言われた。
それに母も応えてくれて、今日は午後にぽんの眠る慰霊碑までドライブした。
途中でお花屋さんに寄って、今日は黄色いフリージアとピンクのスイトピーとかすみ草の入った束をふたつに、ユーカリの葉を2本添えて買った。
先週は木曜日と週末前だったからかあんまり綺麗な花が無かったけれど、今日は週明けだったから慰霊碑の周りに並んでいる花立てにはいっぱい綺麗な花が並んでいた。
やっぱり香花とか菊とか多かったけれど、ぽんにはそれが似合わない気がして、私達は洋花。
仏壇には香花とか菊とかなのに。
ぽんは海外の生き物だからね、なんて母と話をした。
お線香もちゃんと用意されていて、お線香もあげた。

その間、かなり大きな箱を抱えて持って行く夫婦を見た。
大きな犬が入っていると、想像出来た。
棺桶代わりの特性の段ボールで、持って行く場所に躊躇いがないところから、きっと何度も見送っている人なんだろうなと思った。
そういう動物が、きっといっぱい眠っている。
ぽんも淋しくないだろうね。
帰り、近くに生えている木に梅の花が咲いているのを発見。
眠るには静かでいい場所っぽい。

家に帰って暫くして、再び車に乗ったらいつもと違う匂いがした。
多分、ぽんのところへ行ったときに持って行った花の匂い。
おそらくユーカリの匂いと思われる。
ミスチルの『花の匂い』の歌詞がふっと頭に浮かんだ。

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