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晴れの日なのだから

深夜の仕事の交代時間、同僚が話をしていた。
同じ職場で働く年配の方が、今日、再婚するというという話題で盛り上がっている。
でも、素直に「おめでとう」という雰囲気ではない。

その年配の方は仕事に対する想いが非常に強く、自分に対してはそこそこ甘いが他人に対しては非常に厳しい方。
そして性格が強い方でもあり若干きついところがあるため、人の意見には耳を貸しにくくものの言い方も厳しい。
思った事を黙っていられる人でも無さそうだし。
そんな訳で、周囲の人からの評価はあんまり良くなかったりする。

でも、手湿疹や手荒れで酷い私の手を見て、試供品の化粧品を持ってきて「使ってみて」って言ってくれたり、優しい気遣いのある人でもある。
笑顔もとっても素敵だったりする。
それに、他人に嫌われる事に躊躇せず、ポリシーを持って厳しい意見を言えるところは尊敬に値すると思っている。
私は他人に嫌われたり悪く言われたりする事が怖いので、そういう事は思っていても出来ないから。

ただ、酷い言われようを面と向かってされている人は堪らないため、悪口にも似た表現が多くなっている。
でも…
結婚するって日に「あの人の何処が良いのか?」「直ぐ別れるよ」っていう陰口には悲しくなった。

人にはそれぞれ良い部分と悪い部分がある。
それが、仕事ではたまたま悪く見えているだけで、プライベートではどんな顔をしているのか、相手にどんな顔を見せているのかそれはまた別の話。
そう言ったら「あなたは良く見過ぎている」「知らないだけだ」と言われる。

確かに付き合いが長くない分知らないところもあるし、昔からいる人達の苦労は分からない事もあるっていうのは分かる。
でも今日はやっぱり晴れの日。
そんな日に不吉な事を囁くのは、やっぱり悲しい事のような気がする。

仕事が終わって帰宅してからも、悶々として悲しくなる。
やっぱり、幸せは願えないまでも、呪いの言葉に似た言葉は近しい人同士で口にするのは避けたい日だと思う。
眠り姫の母親が結婚するとき、呪いの言葉を吐いて去った悪い魔女を思い出した。

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