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春待たずして

今日は家族が実家に集まる日。
夕方、支度をして家を出る。
その前に電話して父と話をすると、昨日実家付近で事故があったので気をつけておいでと言われた。

自宅から実家まで、母の誕生日が11日だったので途中でケーキを買いつつ歩く。
もう少しで実家に着くという場所で、父の言っていた状況を理解した。

幹線道路から歩道に向けて車が突っ込んだらしく、街路樹の桜の木が根元から折れて、歩道横の田んぼの中に倒れ込んでいた。
草木を根元から手折るように、そこそこ立派な桜の木が折れていた。

もう少しで暖かい春がやって来る。
枝に蕾も沢山ついて、暖かくなる日を今か今かと、花開く日を今か今かと待っていたであろうと容易に想像出来る。
とても無惨で可哀想に思えた。

実家で聞く限り、白昼の出来事で自転車の通行人もひとり巻き込まれたらしいが、死者はいないのではないかということだった。
そこに桜の木が無ければ、どうなっていたのだろう?
通行人は?運転手は?
人の命の身代わりに、倒木となってしまった桜の木。
何人の人が、その木のことを想うのだろうか。

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